[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2024/07/15
抄訳記事公開日:
2024/08/08

EU宇宙プログラムの成果と今後の可能性

New Staff Working Document Highlights EU Space Programme Achievements and Future Potential

本文:

(2024年7月15日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

防衛産業・宇宙総局(DG-DEFIS)は、EU宇宙プログラムの重要な成果と今後の可能性を明らかにする包括的なスタッフ作業文書(SWD)を発表した。この文書は、EU内のイノベーション、競争力、持続可能な開発を強化するために、さまざまなセクターで宇宙データとサービスを活用することの重要性を強調している。

■ EU宇宙プログラムのデータとサービスをセクター間で活用

欧州宇宙プログラムは、地球観測、衛星航法、接続性、宇宙研究、イノベーションの分野で宇宙活動を実施している。本プログラムは、重要インフラや破壊的技術への投資を通じて、イノベーションと競争力を奨励・支援している。コペルニクス、ガリレオ、EGNOSが本プログラムの主要コンポーネントである。これらのコンポーネントは、ガリレオによるナビゲーションや計時から、EGNOSによる精密な衛星航法補強、コペルニクスによる広範な地球観測まで、多様なアプリケーションを支援している。

■ スタッフ作業文書(SWD)

SWDは、EU宇宙プログラムによって提供されるデータやサービスのユーザーによる利用状況に関して包括的に概観している。これには、加盟国からの情報や、コペルニクス・ユーザー・フォーラムやEU宇宙プログラム委員会などの各種フォーラムでの議論が反映されている。DG DEFISは徹底的な分析のために政策文書や関連調査もレビューした。この共同アプローチは、EU宇宙プログラムのデータやサービス導入の現状に関する貴重な知見を提供し、それが戦略策定の重要な情報となる。

■ 利益を測定するための概念的枠組み

EUの宇宙データおよびサービスの利点を測定する概念的枠組みは、EU宇宙プログラムのデータおよびサービスの使用による経済的、社会的、環境的効果を評価するための構造化されたアプローチを提供する。これは、EU宇宙計画局(EUSPA)との緊密な協力のもとで開発され、OECD、ユーロスタット、共同研究センター(JRC)、欧州宇宙機関(ESA)、加盟国の専門家によって検証された。

この枠組みは政策立案者、産業界、研究者にとって重要なツールとなり、EUの宇宙データとサービスの利点を定量化し、EUの戦略的能力を強化するための情報に基づいた意思決定を支援することが可能になる。

[DW編集局]