[本文]

国・地域名:
韓国
元記事の言語:
韓国語
公開機関:
科学技術情報通信部(MSIT)
元記事公開日:
2024/07/17
抄訳記事公開日:
2024/08/20

科学技術情報通信部、米国国立科学財団(NSF)との協力を協議

과기정통부, 미국 국립과학재단(NSF)과 협력 의제 논의

本文:

(2024年7月17日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)

科学技術情報通信部イ・ジョンホ長官は、米国国立科学財団(NSF)セスラマン・パンチャナタン(Sethuraman Panchanathan)長官の訪韓を機に7月17日に対談し、円卓会議を行った。イ・ジョンホ長官は、まず昨年の米韓首脳会談(4月)や米韓科学技術共同委員会(5月)を契機として今年から開始された「米韓半導体共同研究事業」が滞りなく進み、6つの米韓共同研究チームの選定という成果を出したことを強調した。そして、両者は今後の同事業の推進方針について協議するとともに、両国半導体分野研究者のネットワークを強化するための交流の場を作っていくことに合意した。

続いて、同長官は先端生命工学および量子科学技術分野における韓国の長所を紹介し、両分野でも共同研究事業を新設することを提案した。そして、両者は2024年経済分野のグローバルセンタープログラム(Global Centers Program)に米国と韓国を含む6か国の研究チームが申請した状況を確認し、先端技術分野で立場のよく似た国同士で共同研究プログラムを拡大する必要性に合意した。さらに、同長官は次期グローバルセンタープログラムに関心を示し、同計画の共有を要請した。最後に、両者は効率的な基礎研究支援策について意見を交わし、両国の修士および博士学生研究員の交流を促進するために両者の連携を推進している「学生向け国際研究体験(IRES:International Research Experience For Students)」プログラムの活性化策を協議した。

対談終了後、科学技術情報通信部はNSFとともに「米韓技術事業化基盤円卓会議」を開催した。同会議の目的は、両国が保有する技術事業化支援基盤についての情報を共有し、相互に協力機会を探ることである。円卓会議は二つの分科会で運営され、第1分科会では韓国研究開発特区が持つ実証基盤が紹介され、NSFが支援している大規模研究センター(large-scale research centers)との協力策が検討された。第2分科会では、両国の半導体技術商用化基盤が紹介され、半導体技術協力策について協議された。

[DW編集局]