中国の上海交通大学が発表する今年の「世界の大学アカデミック・ランキング」（上海ランキング）に、フランスからは、パリ＝サクレー大学が世界12位につけたほか、同大学を筆頭に計25の高等教育機関が選ばれた。フランスの高等教育・研究省（MESR）が、ランキングの結果を引用して発表した。

　前年のパリ＝サクレー大学は世界15位。順位を三つ上昇させ、2020年以来5年連続で世界20位以内に入った。そのほか、▽パリ科学人文学大学が世界33位（前年は世界41位）、▽ソルボンヌ大学が世界41位（同46位）、▽パリ・シテ大学が世界60位（同69位）で、それぞれ世界100位以内にランクインした。これら国内上位4校の順位は前年と同じである。

　そのほか、▽エクス＝マルセイユ、▽グルノーブル・アルプ、▽ストラスブールの3大学が「101～150位」の範囲（この範囲内の順位付けはなされない）に入るなどした。

　今回のランキング結果について、マクロン大統領は自身のSNSアカウント（https://fr.linkedin.com/posts/emmanuelmacron_paris-saclay-est-magique-activity-7229736302554812416-CGtf?trk=public_profile）に「パリ＝サクレーは実にすばらしい！」「これぞフランスだ！　われわれは誇っていい」などと投稿した。

[DW編集局]