[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府科学技術政策局(OSTP)
元記事公開日:
2024/08/09
抄訳記事公開日:
2024/08/30

米印が初の「がん対話」開催

Readout of the Inaugural U.S.-India Cancer Dialogue

本文:

(2024年8月9日付、大統領府科学技術政策局(White House Office of Science and Technology Policy: OSTP)の標記発表の概要は以下のとおり)

昨年6月、インド首相の米国公式訪問時に、バイデン大統領とモディ首相はがん撲滅への決意を再確認した。そして今週、「米印がん対話」がインドのニューデリーで初めて開催され、パートナーシップとグローバルがん医療の著しい前進が見られた。バイデン政権の「がんムーンショット」イニシアチブとインド政府は、がんサバイバー、活動支援者、学者、民間企業、政府関係者といったセクターの代表者を対話に参加させ、がんに関する非常に複雑な課題解決のためのより深化したパートナーシップと決意を表明した。

今回の対話では、現在進行中のがん対策の柱として、さまざまな重要トピックが網羅された。専門家たちは人工知能(AI)のイノベーションや新薬から、臨床試験、サバイバーシップ・ケア、補完代替医療まで、幅広くがん医療と研究の領域を取り上げた。

米印協力の主な焦点は以下の分野:
‐ がん治療へのAI活用
‐ 新しい治療薬とプレシジョン・メディシン(個別化医療)の向上
‐ 公平ながん治療とインクルーシブな臨床試験への取り組み
‐ サバイバーシップ・ケアの支援
‐ 補完代替医療の統合

[DW編集局]