[本文]
-
- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2024/08/21
- 抄訳記事公開日:
- 2024/09/18
-
NSFがバイオテクノロジー、製造、ロボット工学、持続可能性の各分野に取り組む4つの工学研究センター(ERC)を発表
- 本文:
-
(2024年8月21日付、国立科学財団(National Science Foundation: NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)
NSFは、以下の4つの工学研究センター(Engineering Research Center: ERC)に対して、今後5年間で1億400万ドル(10年間で最大2億800万ドルの可能性あり)の投資を行うと発表した。各センターが取り組むテーマは以下のとおり。
‐ Carbon Utilization Redesign through Biomanufacturing-Empowered Decarbonization (CURB)(バイオ製造による脱炭素を通じた炭素利用の再設計) ‐ ワシントン大学セントルイス校主導: CO2を多様な物質に変換する製造システムを構築
‐ Environmentally Applied Refrigerant Technology Hub (EARTH)(環境適用冷媒技術ハブ) ‐ カンザス大学主導:冷媒による地球温暖化を軽減するための、変革的で持続可能な冷媒ライフサイクルの開発
‐ Human AugmentatioN via Dexterity (HAND)(器用さを利用した人間の機能拡張)- ノースウェスタン大学主導:ロボットハンドを多用途で組み込みやすいツールに変換することで、ロボットの能力に革命をもたらし、人間の労働力を増強する。
‐ Transformation of American Rubber through Domestic Innovation for Supply Security (TARDISS)(供給安全保障のため国内イノベーションによる米国のゴムの変革) ‐ オハイオ州立大学主導:工学、生物学、農学を結集させ、米国の作物から天然ゴムの代替品を生産する。
1985年にERCプログラムが創設されて以来、83のセンターが設立された。いずれも教育機関、政府機関、企業とパートナーシップを組み、既存および新興の工学研究におけるイノベーションとインクルージョンを支援している。
[DW編集局]