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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2024/08/22
- 抄訳記事公開日:
- 2024/09/20
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未来のテクノロジー、イノベーションで大西洋を越えて協力
Transatlantische Zusammenarbeit: Zukunftstechnologien, Startups und wissenschaftliche Karriere
- 本文:
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(2024年8月22日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)
シュタルク=ヴァッツインガーBMBF大臣は、8月22日から24日まで、米国サンフランシスコを訪問し、「ドイツ学術国際ネットワーク“German Academic International Network(GAIN)”」年次会議に出席して、核融合、量子技術、人工知能(AI)、シリコンバレーのスタートアップ文化などについて意見交換した。大西洋を越えた協力を強化することも目的であった。
ドイツで提供されるアカデミック・キャリアの機会:
BMBF大臣は、GAINの年次総会の開会の辞で次のように述べた。「あらゆるキャリアレベルの研究者は、最高の条件が整った場所に向かう。まさにこの好条件を創り出すために努力している。科学拠点としてのドイツを豊かにするために、皆様の才能、知識、革新的な力、これらすべてを大歓迎する。」学生の間では、ドイツは世界で3番目に人気のある留学先である。学問の自由は貴重な財産:
BMBF大臣は、また次のように強調した。「学問の自由は貴重な財産であり、ドイツ基本法に根差している。それは我々の進歩、特に繁栄と生活を確保するための宝物である。」GAINは、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団“Alexander von Humbolt-Stiftung(AvH)”、ドイツ学術交流協会“Deutscher Akademischer Austauschdienst(DAAD)”およびドイツ研究振興会“Deutsche Forschungsgemeinschaft(DFG)”の共同イニシアチブで設立された。このネットワークは、特に若い科学者がドイツの科学機関とのコンタクトを維持することを支援している。
米国の未来技術:
BMBF大臣は、半導体メーカーであるNVIDIA社の本社を訪問し、量子コンピューティング、AI、コンピューティング・インフラについて話し合った。また、国立加速器研究所“National Accelerator Laboratory(SLAC)”の代表者とも会談した。スタンフォード大学では、ノーベル賞受賞者で元米国エネルギー省長官のスティーブン・チュー(Steven Chu)氏と面会し、スタートアップ創業者たちとも意見交換した。 [DW編集局]