[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2024/08/28
抄訳記事公開日:
2024/09/27

NSF、科学・工学の進歩を促進するためのバイオファウンドリに投資

NSF invests in BioFoundries to drive advances across science and engineering

本文:

(2024年8月28日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)

NSFは、イノベーションを促進し、全国の研究者にツールや技術を提供し、生物学、生物工学、広範な科学・技術・工学・数学の事業の発展を支援する5つの「バイオファウンドリ(BioFoundries)」の設立を支援するために、総額7,500万ドルにのぼる5件の助成を行った。

NSFバイオファウンドリは、研究者がツールや製品を迅速に設計、作成、試験し、開発を効率化することで、研究を加速させ、バイオエコノミーを進歩させるための統合施設である。これらの施設は、生物科学、地球科学、生体材料、化学生物学、生物工学における最新の進歩と、ツール開発、自動化、ハイスループット測定、統合データの収集と分析、人工知能と機械学習を組み合わせたものである。

同バイオファウンドリは、補完的な内部研究プログラムを備えたユーザー向け施設として機能し、最先端技術、ワークフロー、プロセスと知識ベース、そして全てのアイデアがその潜在能力を発揮するために必要な設計とスケールアップ機能への広範なアクセスを提供する。

さらに、無償のユーザー施設として機能することで、研究大学からマイノリティ向けの機関、コミュニティ・カレッジなど、さまざまな機関の研究や技術移転の活動を支援する。また、教育、訓練、アウトリーチに関する活動として、幼児から大学院生までの生徒や学生との関わり、産業界との橋渡し支援、一般向け教材の作成などにも取り組む。

[DW編集局]