[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国台北事務所
元記事公開日:
2024/09/04
抄訳記事公開日:
2024/10/10

「セミコン台湾」の英国第2パビリオンに英国企業が多数出展

UK’s 2nd pavilion at SEMICON Taiwan brings more UK businesses

本文:

(2024年9月4日付、英国台北事務所の標記発表の概要は以下のとおり)

英国政府の国家技術顧問(National Technology Advisor:NTA)であるデイブ・スミス博士(Dr. Dave Smith)の指揮の下、半導体分野から英国の革新的な企業24社が台湾を訪問し、9月3日から開催されている「2024年セミコン台湾」に参加する。英国企業派遣団には、フォトニクス、量子、メモリ、設計、製造装置を専門とする英国の代表的な半導体企業が含まれており、昨年よりも規模がさらに大きくなっている。

派遣団は、英国と台湾の相互補完的な強みを生かし、台湾の半導体業界との関係を構築し、両市場の経済成長を促進する機会を模索したいと考えている。英国の強力な半導体研究開発基盤と商業的強みは、半導体製造における世界的リーダーとしての台湾の地位を補完する。今回の訪問は、2年目を迎えた1,000万ポンドの相互資金支援に基づく共同研究開発プログラムなど、英国と台湾の広範囲にわたる既存の協力関係をさらに強化するものである。

台湾は半導体製造の中心地であるため、「セミコン台湾」は台湾と英国の両企業が交流し、貿易と協力の可能性を探る絶好の機会となる。昨年の「セミコン台湾」における英国パビリオンの成功を踏まえ、急成長を遂げている革新的企業24社のうち15社が今年は市場に新規参入しており、英国と台湾との間の貿易と協力に大きな可能性があることが示されている。

[DW編集局]