[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2024/09/05
抄訳記事公開日:
2024/10/10

コペルニクス・プログラム、Sentinel-2Cを軌道上に投入してレベルアップ

Copernicus Programme levels up with Sentinel-2C in orbit

本文:

(2024年9月5日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

9月5日午前3時50分(中央ヨーロッパ時間)、最新のコペルニクス・センチネル衛星が、フランス領ギアナの欧州宇宙基地から、アリアンスペース社が運用するベガロケットに搭載され、打ち上げられた。衛星は中央ヨーロッパ標準時午前5時2分に地球に向けて最初の信号を送信し、軌道に正常に投入されたことを示した。

欧州委員会は、最先端の地球観測データとサービスを官民のユーザーに無料で提供し続けるために、Sentinel-2Cと称する追加のコペルニクス・センチネル衛星を打ち上げた。

最新の光学データにアクセスできることで、公的機関と民間企業は意思決定プロセスを改善し、山火事、洪水、干ばつなどの差し迫った環境問題に適切に対処できるようになる。この増強されたデータ提供から恩恵を受ける他の分野としては、農業、海洋、林業などが挙げられる。

Sentinel-2Cは、システムの冗長性と復元力(他の2基の衛星のいずれかが利用できない場合など)を確保することで、世界で最も先進的な地球観測システムであるコペルニクスを強化する。

[DW編集局]