[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国宇宙庁(UKSA)
元記事公開日:
2024/09/06
抄訳記事公開日:
2024/10/11

NASA、微小重力 研究の未来構想のために宇宙分野のリーダーをロンドンに招聘

NASA brings space leaders to London to shape future of microgravity research

本文:

(2024年9月6日付、英国宇宙庁の標記発表の概要は以下のとおり)

NASAは英国宇宙庁と協力し、ロンドンで地球低軌道(low earth orbit:LEO)微小重力戦略ワークショップ(LEO Microgravity Strategy Workshop)を開催した。これは2022年と2023年に開催された過去2回のイベントの成功を基盤としている。ここでは、国際的なパートナーが集まり、地球低軌道における科学、探査、商業的目標に関する宇宙コミュニティの戦略的方向性を定めるための、目標・目的の草案の詳細を検討した。

ワークショップの主な焦点は、将来の地球低軌道のインフラに関する議論である。新しい商用宇宙ステーションの稼働開始に伴い、研究能力の維持と拡大、将来の深宇宙探査のための重要技術の開発にますます重点が置かれている。

英国宇宙庁は、これによってもたらされる研究、開発、製造の機会を最大限に活用する方法、そしてその移行を支援するために国際パートナーと建設的に協力する方法を積極的に模索している。

さらに広い意味では、微小重力研究は宇宙探査にとって不可欠であるだけでなく、地球にも利益をもたらす。科学者は地球重力の影響を受けずに生物学的、物理的、化学的プロセスを研究できるようになり、これは医学、材料科学、流体力学などの分野の進歩につながる。

[DW編集局]