[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防イノベーションユニット(DIU)
元記事公開日:
2024/09/26
抄訳記事公開日:
2024/10/23

米英豪(AUKUS)「第二の柱」チャレンジの受賞者が決定

First Trilateral AUKUS Pillar II Prize Competition Completed

本文:

(2024年9月26日付、国防イノベーションユニット(Defense Innovation Unit:DIU)の標記発表の概要は以下のとおり)

本日、米国のDIU、オーストラリアの先進戦略能力加速機関(ASCA)、英国の国防・安全保障促進機構(DASA)が公募した電磁波(EM:electromagnetic)チャレンジの受賞者が発表された。
本チャレンジは3か国間の防衛・安全保障パートナーシップであるAUKUS の第二の柱の一環として、2024年3月に開始された。その目的は、AUKUS各国が敵対的な電磁標的能力に対する標的設定と防御の両面で戦略的優位に立つための電磁スペクトル(EMS)技術ソリューションを特定することである。

米国でのチャレンジでは、Distributed Spectrum 社が受賞者となった。同社は、無線周波数(RF)センシング・プラットフォームで選定され、15万ドルを獲得した。このプラットフォームは、オペレーターとアナリストの両方のレベルで機能し、敵の活動を理解し、地上のオペレーターにリアルタイムで指示を提供し、オペレーションセンターで活動するアナリストが環境内の何千ものセンサーからのデータを集約することを可能にする。なお、米国でのチャレンジでは、他にAdaptive Dynamics社、Mithril Technologies,社、Gambit Defense社、DataShapes AI社が最終選考に残った。

[DW編集局]