[本文]
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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部(MSIT)
- 元記事公開日:
- 2024/09/22
- 抄訳記事公開日:
- 2024/10/24
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イノベーション推進型研究開発の評価をプロセス中心に転換
- 本文:
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(2024年9月22日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)
従来韓国では研究開発事業の評価において、最終目標の達成度合に応じて優秀・普通・不十分に区分して評価する「等級評価制」を採用してきた。この評価制度によると、研究開発終了時に当初の研究目標を達成できなければ失敗したとみなされ、その後の課題に選定されないなどの不利益を被る。そのため、研究者間では、高い目標を掲げて独創的な研究を進めることが回避される傾向にあった。
このような現実を踏まえ、科学技術イノベーション本部はイノベーション推進型研究開発事業(APRO研究開発)においては「等級評価制」を廃止し、研究プロセスについて定性的評価を行う「密着管理制」に転換することを決定した。評価制の転換は9月末までに全省庁統合研究支援システム(IRIS)に反映され、早ければ11月のR&D事業の一つである保健福祉部の「自閉症混合型デジタル治療事業」から適用される。
[DW編集局]