[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2024/09/27
抄訳記事公開日:
2024/10/28

BMBF:全ての性別を対象とした革新的な避妊法の研究の強化

Brandenburg: Wir stärken die Forschung zu innovativen Verhütungsmethoden für alle Geschlechter

本文:

(2024年9月27日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

「新しい避妊法の研究」という専門家イベントが開催され、研究、政治、業界、社会から多数の関係者が集まった。昨日の国際的「世界避妊デー」に行われたシンポジウムの目的は、避妊の分野で競争力のある研究環境を構築することである。

このイベントから得られた知見や感触は、「すべての性別を対象とした避妊法の研究」をテーマにした施策に盛り込まれる予定である。

BMBFのブランデンブルク(Mario Brandenburg)政務次官は、次のように説明した。「すべての性別の人々が避妊と家族計画に等しく参加したいと考えている。このためには、安全で副作用ができるだけ少なく、手頃な価格の避妊方法が必要である。この社会的に重要な主題分野で、より良いネットワークを構築するため、様々な分野の関係者を集めている。なぜなら、ドイツで質の高い国際的に競争力のある研究環境を創り上げたいと考えているからである。BMBFの目標は、すべての性別、ひいては生殖の自己決定のための革新的な避妊法の研究を強化することである」

今回のイベントは、研究のニーズと現状を把握し、避妊のトピックスに関して専門家を適切にネットワーク化し、対応するBMBFの資金調達手段の準備に役立つ。重要なトピックには、すべての性別への新しい避妊オプション、ユーザー視点、倫理的問題、グローバルサウスの特別なニーズも含まれている。

[DW編集局]