[本文]
-
- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2024/09/27
- 抄訳記事公開日:
- 2024/10/31
-
NSFと商務省、半導体人材育成の中核機関を公募 6年で3,000万ドル投資
- 本文:
-
(2024年9月27日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)
本日、NSFと米国商務省(DOC)は、半導体・科学法に基づき、全米マイクロエレクトロニクス教育ネットワーク(National Network for Microelectronics Education:NNME)を運営し、米国の半導体およびマイクロエレクトロニクス産業に必要な熟練労働者を育成する国家戦略を主導するネットワーク調整ハブ(Network Coordination Hub)を設立するため、3,000万ドルの資金提供を行うと発表した。このハブ運営に関わる提案の申請期限は、本年10月28日午後4時(東部標準時)である。
NSFとDOCは、このハブを設立・運営する高等教育機関や非営利団体等を選定する。このハブは、独自のプログラムとセンターを持つ、その地域コンソーシアムの連合を調整するとともに、半導体業界で必要とされるスキルを備えるため、一貫性があり、厳密で、魅力的なカリキュラム、教材、体験機会の提供、教師の専門能力の開発等を全米に提供する責任を持つ。NSFは、提案募集プロセスを主導し、DCOと密接に連携してこのハブの連邦レベルの管理運営に当たり、ハブと協力してネットワークを形成する地域ノードやその他の活動を実施する。
半導体・科学法は、米国の半導体の設計・製造の復活を促進するための資金を提供する。業界が必要とする熟練労働者の不足が予想される中で、その教育と労働力開発のための資金がNSFとDOCに割り当てられている。同法によりNNMEに対しては、米国の半導体およびマイクロエレクトロニクス業界における次世代の人材育成のための投資として最大2億ドルが予定されている。
[DW編集局]