[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2024/10/02
抄訳記事公開日:
2024/11/01

欧州委員会、国際パートナーシップ構築に向けた「チーム・ヨーロッパ」の取り組みを評価

Commission takes stock of Team Europe approach to building international partnerships

本文:

(2024年10月2日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

この 5年間は、どの国も単独では対処できない前例のない世界的危機がもたらされた。そのため、EU機関、EU諸国、欧州の開発金融機関は、いわゆる「チーム・ヨーロッパ」精神の下、COVID-19危機などへの対応で協力した。EUはまた、開発協力のモデルを更新し、援助国と受益国の関係から相互に利益のあるパートナーシップへと移行した。これにより、地元住民に利益がもたらされ、EUおよび世界全体の強靭性が強化されている。

欧州委員会は、チーム・ヨーロッパのアプローチにより、持続可能な開発協力活動の規模、効果、認知度が高まり、困難な状況でもEUの価値観を一貫して守りながら、これら活動が実行されたと報告している。

チーム・ヨーロッパのアプローチは、EUのグローバル・ゲートウェイ投資戦略の主要な実行メカニズムとなっている。持続可能な官民投資を通じて、グローバル・ゲートウェイは2027年までに最大3,000億ユーロを動員すると予想されている。2021年から2023年の間だけでも、世界中のパートナー諸国で1,790億ユーロの投資が動員された。これにより、EUのパートナー諸国が社会・経済を発展させるだけでなく、EUの民間セクターに投資と競争力を維持できる機会が生まれる。

グローバル・ゲートウェイは、世界中で次の5つの優先投資領域に重点を置いている。
・気候とエネルギー
・デジタル移行
・輸送における接続性
・医療
・教育・研究

[DW編集局]