[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
科学技術政策局(OSTP)
元記事公開日:
2024/10/09
抄訳記事公開日:
2024/11/06

連邦政府、国家周波数研究開発計画を発表

Biden-⁠Harris Administration Releases National Spectrum Research and Development Plan

本文:

(2024年10月9日付、大統領府科学技術政策局(OSTP)の標記発表の概要は以下のとおり)

スペクトラム(無線周波数帯)は、米国の経済、技術進歩、安全保障を支える最重要の国家資源のひとつである。米国がこの資源の恩恵を共有できるようにするため、OSTPは、「国家周波数研究開発計画(National Spectrum Research and Development Plan)」を公表した。

本計画は、周波数関連研究に対する政府方針を明示し、民間部門の取り組みを形成し、利害関係者に共通の参考資料を提供するツールを提供する。周波数研究開発における米国のリーダーシップを継続的に確保するという全体目標の下、以下の4 つのカテゴリーにおいて研究開発の機会を特定した。

 実用志向研究におけるイノベーション:特定の周波数に関連し、費用対効果の改善や特定のアプリケーションにおけるニーズや制約に結びつくもの。

 基盤的研究におけるイノベーション:周波数に関する科学や工学における可能性のフロンティアを探求する研究で、数十年後に予期せぬ成果をもたらすことがあるもの。

 研究アクセラレーター:周波数に関する研究開発の迅速な進歩を可能にするもの。

 組織の改善:周波数に関する研究開発のあり方を改善する方法。

[DW編集局]