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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2024/10/10
- 抄訳記事公開日:
- 2024/11/12
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SPRIND、新たなイノベーションを考える人々が集える場所を提供
- 本文:
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(2024年10月10日付、連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)
連邦飛躍的イノベーション機構(SPRIND)は本日、政界、科学界、産業界からの多くの参加者とともに設置5周年をライプツィヒで祝った。式典に参列したシュタルク・ヴァツィンガーBMBF大臣はSPRINDの業績を称賛し、次のように語った。
「SPRINDにより、イノベーションのハブであるドイツにおいて、ようやく本当に新しいことを考えられる人々の集う場所ができた。ドイツは、生活をより向上させるために、科学と産業から革新的なアイデアを必要としている。SPRINDは既存の製品、技術、ビジネスモデルを代替し、新たな市場を創造する新たなソリューションを有するリスクの高いアイデアを支援してきた。新たに成立したSPRIND自由法によりより大きな成果が期待される」
SPRINDは、画期的なイノベーションを生むための新たな支援手段の創出を目的として2019年にライプツィヒに設立された。創設所長ラグーナ デ・ラ・ヴェラ(Rafael Laguna de la Vera)の下で順調な発展を遂げてきた。現在の予算は約1億9,000万ユーロであり、2021年の予算の4倍となった。設立された12以上の子会社において破壊的イノベーションの可能性のあるプロジェクトが推進されている。またチャレンジと呼ばれる5つのイノベーション競争プログラムにおいては、重要な社会的課題に対する最良のソリューションを目指して専門度の高いチームがしのぎを削っている。SPRIND自由法は2023年末に施行され、SPRINDが自律的に、迅速に、目的に適した形で支援ができるようSPRINDに対する制約が改善された。
[DW編集局]