[本文]
-
- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 科学・イノベーション・技術省(DSIT)
- 元記事公開日:
- 2024/10/14
- 抄訳記事公開日:
- 2024/11/22
-
技術大臣が、英国の経済成長とAIイノベーションを促進する英国データセンターへの外国からの投資を歓迎
- 本文:
-
(2024年10月14日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)およびPeter Kyle大臣による標記発表の概要は以下のとおり)
米国に拠点を置く大手技術企業である米国企業のCyrusOne、ServiceNow、Cloud HQ、CoreWeaveの4社が、総額63億ポンド相当のデータインフラの拠点を英国に置くことを発表した。これらの新設データセンターは英国にさらなる計算能力とデータストレージを提供するもので、英国は次世代のAI技術をトレーニングおよび展開するために必要なインフラを備えることになり、経済成長への寄与も期待される。
ワシントンDCに本社を置くCloudHQ社は、オックスフォードシャー州ディドコットに19億ポンド規模のデータセンター・キャンパスを新規展開する予定である。この超大型データセンターは現在構築中であり、英国で高まるAIと機械学習の需要拡大に対応する。
世界的なAIプラットフォーム/ソフトウェアのリーダーであるServiceNow社も、英国市場への参入を約束しており、今後5年間で英国事業に11億5,000万ポンドを投資する計画である。この投資は、英国におけるAIの今後の発展を支援し、現地のデータ処理用にNvidia GPUを備えたデータセンターを拡張するだけでなく、同社が現在の1,000人を超えて社員を大幅増員することに伴う、新しいオフィススペースへの支援にも役立てられる。
米国に本社を置く世界有数のデータセンター開発会社であるCyrusOneは、今後数年間で英国への投資を25億ポンドに拡大する計画を発表した。
AIのハイパースケーラー(100万台以上の巨大なサーバーリソースを保有する企業)のCoreWeave社も、次世代のAIクラウド・インフラを支援するために7億5,000万ポンドの投資を約束した。 [DW編集局]