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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国研究・イノベーション機構(UKRI)
- 元記事公開日:
- 2024/11/12
- 抄訳記事公開日:
- 2024/12/03
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UKRI、工学生物学セクターの成長促進に580万ポンドを投資
UKRI invests £5.8m to drive growth in engineering biology sector
- 本文:
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(2024年11月12日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)
工学生物学は、新しいワクチンや治療法の開発から、プラスチックを使用しない包装や輸送用の持続可能な燃料まで、我々が直面している最大の地球規模課題のいくつかを解決する可能性を持つ。UKRIはこのほど、これらの課題を解決し、英国の工学生物学セクターの経済成長を促進するのに役立つ、UKRI技術ミッション基金を通じた2件の新規投資を発表した。
■ 概念実証
300万ポンドの概念実証プログラムは、工学生物学に取り組む学術界と産業界の間に新たな協力関係を築くことを目指す。このプログラムは、インペリアル・カレッジ・ロンドンの「ホワイト・シティ・ディープ・テック・キャンパス(White City Deep Tech Campus)」に拠点を置く「SynbiCITEイノベーション&ナレッジ・センター」を通じて提供される。この新規プログラム現在申請を受付中である。■ シードコーン基金
もう1件の、280万ポンドのシードコーン基金は、今年初めに発表され、以前に資金支援を受けた工学生物学ミッションハブ、およびミッションアワード研究プログラムから生じる商業機会の開発と成長を支援する。シードコーン基金は、次のような活動への支援を通じて、工学生物学の発見の商業化と新しい工学生物学ベンチャー創出の推進を目的とする。
・商業化の可能性のある技術や製品のスケーリング
・自立したビジネスモデルの開発
・投資家とエンドユーザの関与と市場発掘
・企業と起業家育成のトレーニング [DW編集局]