[本文]
-
- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国防省(MOD)、Maria Eagle閣外大臣
- 元記事公開日:
- 2024/11/04
- 抄訳記事公開日:
- 2024/12/05
-
先進的軍事技術衛星の契約を締結
- 本文:
-
(2024年11月4日付、国防省(MOD)およびMaria Eagle閣外大臣からの標記発表の概要は以下のとおり)
新規衛星に関する契約が締結され、軍関係者は軍事作戦に資する最新の宇宙技術を利用できるようになる。Surrey Satellite Technology社による4,000万ポンドのプロジェクトは、約200人の熟練作業者を雇用し、英国の宇宙セクターを活性化させ、経済成長に貢献する。
「ジュノー(Juno)」と名付けられたこの衛星は、地球表面の昼間の画像を撮影することができ、英国の情報収集・警戒監視・偵察(ISR)能力を強化する。2027年に打ち上げが予定されているジュノーは、今年8月に打ち上げに成功した英国宇宙軍の最初の衛星「ティケ(Tyche)」の能力を基に、高度な画像センサーを搭載する予定である。
両衛星は、国防省の宇宙ベースの「情報収集・警戒監視・偵察プログラム(Intelligence, Surveillance, and Reconnaissance programme)」の一部であり、プログラムでは2031年までに衛星群と地上支援システムを実現する予定である。これらの衛星は、敵対活動の監視など軍事作戦を支援するほか、自然災害の監視、地図情報の開発、環境監視、世界中の気候変動の影響の追跡など、政府のその他の任務にも貢献する。
[DW編集局]