[本文]
-
- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州委員会(EC)
- 元記事公開日:
- 2024/11/07
- 抄訳記事公開日:
- 2024/12/06
-
2024年欧州防衛基金への関心が過去最高、298件の提案が11億ユーロの資金獲得を競う
- 本文:
-
(2024年11月7日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)
欧州防衛基金(EDF)は、2024年の提案公募で前例のない298件の提案を受理し、2021年の基金設立以来過去最高を記録した。
2023年から25%も急増しており、最先端の防衛研究開発で協力するというEU防衛産業の取り組みの高まりを示している。11億ユーロの資金をめぐる競争は、EDFが大企業や中小企業(SME)の両方から関心を集めることに成功したことを表しており、特にSMEと研究機関からの提案が過去最高数に達し、2023年と比較して28%増加した。
2024年の提案は、次世代装甲歩兵戦闘車両の開発、極超音速ミサイル対抗能力、さまざまな無人航空および地上システムなど、重要な防衛能力領域を含むEDFのテーマ別優先課題をすべて網羅している。その他の目標とするイノベーションには、自律型機雷掃海技術、安全な宇宙通信、ヘリコプターや中型貨物機向けの次世代プラットフォームなどがある。
EDFの2024年公募には、特に中小企業のイノベーションを促進し、防衛セクターの包摂性を促進するため、2024年作業プログラムの下で2億2,500万ユーロの資金配分を受けているEU防衛イノベーション・スキーム(EUDIS)を通じた専用支援が含まれている。
[DW編集局]