[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- フランス大学連合(France Universités)
- 元記事公開日:
- 2024/11/14
- 抄訳記事公開日:
- 2024/12/10
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フランス学術学会協会、CNRS、フランス大学連合が初めて独自の科学学際賞を創設
- 本文:
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(2024年11月14日付、フランス大学連合(France Universités)の標記発表の概要は以下のとおり)
フランス大学連合は11月14日、フランス学術学会カレッジ(Collège des sociétés savantes)やCNRSと共同で、学際的な科学研究を表彰する賞を創設すると発表した。
フランス学術学会カレッジ(Collège des sociétés savantes)は、2021年2月に創設された協会で、フランスの学会および学術団体との間で特定の目標を共有する。学術団体および科学または教育関係団体が会員となっている。協会の主な使命は、正確な実験科学および人文社会科学を推進し、かつ公開討論や公的活動における発言力を強化することである。
科学賞の授与は学術社会の重要な使命であり、この協会としては、本日、パートナーである国立科学研究センター (CNRS) および約200万人の学生と3,000の研究室を代表するフランス大学連合とともに、この学際賞の創設を発表できることは喜ばしい。今回創設する賞は、実験、精密科学、人文科学、人文社会科学など様々な分野の専門家で構成され、複数のアプローチを組み合わせた1つまたはそれ以上の研究室から成るチームに授与される。その研究は、共同で設計および開発された研究対象、方法、プロセスまたは解釈に、独自の光を当てるものであり、その成果はさまざまな分野の補完的な貢献なしには得られないものである。
この賞は、直面する主要な科学的および社会的課題を解決するために不可欠な学際的な研究について、さらに高く評価することを目的として2年おきに授与される。このようなグループが授与されるのは初めてである。
[DW編集局]