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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立標準技術研究所(NIST)
- 元記事公開日:
- 2024/11/15
- 抄訳記事公開日:
- 2024/12/11
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バイデン政権がTSMCアリゾナの3工場に政府資金を出資
- 本文:
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(2024年11月15日付、国立標準技術研究所(NIST)の標記発表の概要は以下のとおり)
本日、バイデン政権は、商務省(DOC)が台湾の半導体製造会社TSMCの子会社であるTSMCアリゾナ(TSMC Arizona)に対し、半導体・科学法に基づく半導体製造施設向け補助金により、最大66億ドルの直接投資を行うことを発表した。
今回の投資は、2024年4月8日に発表された暫定的覚書への署名と、DOCによるデューデリジェンスの完了を受けたものである。今回の投資は、TSMCがアリゾナ州に建設予定の3つの最先端工場に対する総額650億ドル以上の投資計画を支援するものである。
今回のTSMCアリゾナへの投資は、AIや高性能コンピューティング、家電、自動車などの産業への国内の半導体供給体制を安定化するもので、米国の経済と国家安全保障を強化する重要な一歩である。TSMCアリゾナの3つの工場がフル稼働した場合、最先端のロジック半導体を数千万個製造する見込みである。また、今回の第1工場の初期の生産歩留まりは、台湾の同様の工場と同程度になる。この投資により、約6,000人の直接製造雇用と2万人以上の新規建設雇用が創出される見込みである。
[DW編集局]