（2024年11月11日付、ドイツ連邦経済・気候保護省（BMWK）の標記発表の概要は以下のとおり）

ハーベック（Robert Habeck）BMWK大臣が、2024年11月11日と12日にポルトガルを訪問する。今回の訪問では、リスボンのウエブ・サミット訪問とスタートアップに関する話題が中心となる。同大臣は、ポルトガルのレイス（Pedro Reis）経済大臣と会談し、スタートアップ企業と面談する予定である。BMWK大臣には、12人の女性スタートアップ創業者とスタートアップ・エコシステムからの8人が同行する。

ハーベック大臣は、次のように述べた。「9月のスタートアップ・ドイツ・サミットに続き、ポルトガル訪問は、今年の多くのスタートアップ関連イベントのもう1つのハイライトである。ウエブ・サミットでは、女性創業者と、ドイツとヨーロッパのスタートアップ・エコシステムに向けて強力なシグナルを送る。ロールモデルをより可視化させ、ドイツのスタートアップが如何に多様で強力であるかを示したいと考えている」

ウエブ・サミットは、ヨーロッパで最も重要な技術とスタートアップ会議の1つである。BMWK大臣は12日に基調講演を行う。また、「ジャーマン・パーク」ブースをオープンし、数多くのスタートアップ企業と会談する。今回のポルトガル訪問の主題は、女性のスタートアップ、社会におけるスタートアップの役割、ドイツとヨーロッパにとっての強固なスタートアップコミュニティの重要性である。

また12日には、BMWK大臣とレイス大臣が会談する予定である。スタートアップ政策に加えて、欧州委員会の再編、ドラキ報告から学んだ教訓、貿易政策の問題にも焦点が当てられる。

ハーベック大臣は、次のように付け加えた。「ポルトガルの活気ある若いスタートアップ企業やテクノロジー企業が、ドイツの老舗の大企業や成熟した中堅企業と出会うという、双方にとって興味深い関係がある。欧州委員会（EC）が発表した「スタートアップ・スケールアップ戦略」は、両国と欧州全体にとって、さらに協力を深めるための多くの機会を提供する」

今回の訪問の締めくくりとして、BMWK大臣は、「スタートアップ・ドイツの夕べ」を開催する。これは、スタートアップが大企業、投資家、その他のスタートアップ・エコシステムのエキサイティングなプレーヤーと出会う、大規模なネットワーキング・イベントである。

[DW編集局]