（2024年11月14日付、高等教育・研究省（MESR）の標記発表の概要は以下のとおり）

5か年投融資計画「フランス2030」3周年を記念して、日常生活における革新的なソリューションを仮想都市の形で示す没入型のオンライン体験が作成された。

◇未来のフランスを体現する
大統領によって2021年に発表された「フランス2030」は、経済の脱炭素化、農業、健康、デジタル、宇宙、深海底などフランス経済のいくつかの戦略的セクターを持続的に変革し、現代の社会的課題に対応することを目的とした投資計画である。

目的は、最先端のイノベーションを通じて、これらの分野でフランスを世界のリーダーにし、また生活や生産性の向上を図り、世界をよりよく理解することである。

これらの技術的ソリューションをより具体的にし、かつ一般の人々が利用できるようにするために、フランス2030はインタラクティブな3D都市の形で実現している。この没入型都市は、コンピューターやスマートフォンから直接アクセスし、様々なテーマの空間をナビゲートできる。

各空間は「フランス2030」の主要セクターに対応しており、ユーザーは独自の視覚的、インタラクティブ、教育的な世界に入り込める。

特に研究と訓練に特化した空間では、フランスの研究の卓越性、高等教育の革新、明日の職業のための訓練を強調している。

◇今までとは違う情報提供
この実験の課題は、時には複雑な情報をダイナミックで魅力的な方法で提示することにより、できるだけ多くの人がアクセスできるようにすることである。

各スポットをクリックすれば、ビジュアルまたはビデオによる説明とともに、詳細な情報シートが提供され、ユーザーは、各テーマについて、関連する訓練コースを見つけたり、明日のスキルと職業について検討することができる。

[DW編集局]