[本文]
-
- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- EU統計局(Eurostat)
- 元記事公開日:
- 2024/11/22
- 抄訳記事公開日:
- 2024/12/19
-
2023年の都市部と農村部におけるインターネットへのアクセス状況
- 本文:
-
(2024年11月22日付、EU統計局(Eurostat)の標記発表の概要は以下のとおり)
2023年には、EUの都市部の世帯の95%がインターネットにアクセスできたのに対し、町や郊外では93%、農村部では91%となっている。
2013年、EUのインターネットアクセス世帯の割合は、都市部が農村部よりも9.7ポイント高かった。過去10年間、この差は着実に縮まり、2023年には4.4ポイントとなった。
2023年には、EUの都市部に住む16~74歳の人々の89%がスマートフォンや携帯電話を使ってインターネットにアクセスした。都市部および郊外では86%、農村部では82%となっている。ノートパソコンは、町や郊外(52%)や農村部(49%)よりも、都市部(60%)でインターネットアクセスに頻繁に使用されている。タブレットでも同様の傾向が見られ、都市部では33%の人が使用していたのに対し、町や郊外では31%、農村部では25%であった。
オンライン活動への関与を調べた場合にも、同様の違いが見られる。2023年には、都市部に住む16~74歳の人々の83%がインターネットを使用して電子メールを送受信したが、町や郊外では78%、農村部では72%であった。都市部に住む人々は、オンラインニュースを読むため(都市部では70%、農村部では59%)や銀行取引のために(都市部では69%、農村部では58%)インターネットを使用する傾向が高かった。
[DW編集局]