（2024年11月18日付、ドイツ連邦経済・気候保護省（BMWK）の標記発表の概要は以下のとおり）

BMWKは、2024年11月18日から24日まで、約1,200のパートナー機関と共に、「スタートアップ・ドイツ週間」を開催する。共通の目標は、スタートアップの拠点としてのドイツを強化すること、自営業者を公的に助成すること、起業して成功し、自身の会社を持つことにに関心のある人々を支援することである。スタートアップ・ドイツ週間中にパートナーは、起業に関心のある人を対象に、600以上の多様な無料のイベントを提供する。

ケルナー（Michael Kellner）BMWK政務次官兼中小企業担当委員は、次のように述べた。「スタートアップ・ドイツ週間」は、起業に興味がある人々に、会社の設立や事業継承に向けた重要な情報と刺激を提供する。

今回のように、アドバイザリーサービスとネットワークを駆使して、起業家を可能な限り最善の方法でサポートしネットワーク化することが課題である。これによりスタートアップの良好な環境とドイツでの強力なビジネス拠点を実現することができる」。

今年の「スタートアップ・ドイツ週間」に際し、BMWKとイニシアチブ・グループ「学校でスタートアップ」は、11月19日に開催されるイベント「若い才能とスタートアップの出会い」に若者を招待する。若い才能が成功したスタートアップに会い、すべきことと、すべきでないこと、人工知能の活用などについて話し合う。

このドイツ週間は、革新的なアイデアとスタートアップを促進するための国際的なキャンペーンである「グローバル起業家週間」にドイツを代表して貢献しており、現在これには190以上の国や地域が参加している。また、革新的な若手起業家精神のためのプログラムとイニシアチブのプラットフォームである「グローバル起業家ネットワーク」の中核的な要素である。

ドイツでは、ドイツ経済効率イノベーションセンター（RKW）が、スタートアップ・ドイツ週間におけるBMWKから委託された調整機関であり、関係するすべての利害関係者と興味のある人々の中心的な連絡窓口となっている。RKWコンピタンス・センターは「グローバル起業家ネットワーク」でのBMWKの代表でもある。

[DW編集局]