[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府
元記事公開日:
2024/12/18
抄訳記事公開日:
2025/01/14

米国とインドが宇宙開発における連携推進を確認

FACT SHEET: The United States and India Advance Growing Space Partnership

本文:

(2024年12月18日付、大統領府の標記発表の概要は以下のとおり)

12月17日、ファイナー米国国家安全保障担当副補佐官、キャンベル国務副長官、クワトラ駐米インド大使はテキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターを訪れ、「重要・新興技術に関する米印イニシアチブ(Initiative on Critical and Emerging Technology: iCET)」を含む米印の宇宙開発協力の強化に向けて成し遂げた大きな進歩を確認した。

バイデン大統領と印モディ首相が2023年6月に宇宙開発協力を約束し、インドがアルテミス協定に署名したことを受け、米印両国は民生、安全保障、商用分野での宇宙協力において重要な転換点に達した。米印は、過去数ヶ月の宇宙関連の協力成果を振り返り、パートナーシップを次の段階へと進めるために以下の取組みを進めることを確認した。

① インド宇宙研究機関(ISRO: Indian Space Research Organization)とNASAのクルーが搭乗する2025年のアクシオムミッション4の打ち上げ
② 高度な宇宙飛行士訓練に関する新たな取決めの締結
③ NASAとISROの2つのレーダーを統合したNASA-ISRO合成開口レーダー(NISAR)衛星での地球観測
④ 米印の新興企業間連携を促進するための宇宙イノベーションブリッジの創設
⑤ 米印先進領域防衛対話(Advanced Domains Defense Dialogue)の実施
⑥ 米宇宙軍の年次グローバル・センティネル演習(Global Sentinel exercise)へのインドの参加
⑦ 米印国防加速エコシステム(INDUS-X)の下での防衛宇宙協力の推進
⑧ ミサイル技術輸出の見直しによる宇宙打上げ技術に関する二国間産業提携

[DW編集局]