[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2024/11/28
抄訳記事公開日:
2025/01/17

BMBF大臣:BMBF幹部の人事を刷新

Bundesminister Özdemir stellt BMBF-Leitung neu auf

本文:

(2024年11月28日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

オズデミル(Cem Özdemir)BMBF大臣は、エルトナー(Stephan Ertner)氏とフートマッハー(Karl-Eugen Hutmacher)氏を新しい事務次官に任命した。両者共にすぐに業務を開始し、前任の事務次官であるフィリッピ(Dr. Roland Philippi)氏とピルシャー(Judith Pirscher)氏は、一時的に退任した。BMBFの政務次官は、連邦食料農業省(BMEL)の政務次官であるミュラー(Claudia Müller)氏が兼任する。

同大臣は次のように述べた。「我々は、市民に対して新しい選挙への信頼性のあるスムーズな移行を組織する義務がある。教育、科学、研究はドイツにとって最も重要であることから、短い時間で、明らかに時間が限られているタスクであっても、十分に対応することが重要である。」

研究機関と緊密に協力してBMBFのプロジェクトを進めることに加えて、今後数週間の中心的なタスクは、新年度の予算案が確定していない現在の状況で、混乱が生じないようにすることである。欧州レベルでは、大臣として、2期目がスタートしたフォンデアライエン委員長が率いる欧州委員会が科学を強化することが出来るよう支えたいと考えている。

同大臣は次のように付け加えた。「行政経験と技術政策に精通した2人の専門家であるエルトナー氏とフートマッハー氏が私をサポートしてくれることをうれしく思う。またBMBFの政務次官の任務を引き受けることに同意してくれたミュラー氏に感謝する。彼女は長い政治経験を活かして、適切で信頼できる妥協点を見つけることができる。この能力は、我々の民主主義の本質的な部分であり、これからは、これまで以上に重要である。
前任のピルシャー氏とフィリップ氏にも心から感謝申し上げたい。両人共に忠実に職務を遂行し、この激動の時代にドイツに貢献してくれた。」

[DW編集局]