[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国家科学技術会議(NSTC)
元記事公開日:
2025/01/06
抄訳記事公開日:
2025/01/17

連邦政府、科学技術分野における性的ハラスメント防止策のガイドラインを発表

Guidelines for Federal Research Agencies to Reduce Sex-Based and Sexual Harassment

本文:

(2025年1月6日付、国家科学技術会議(NSTC)の標記発表の概要は以下のとおり)

 2022年に成立した半導体・科学法(CHIPS and Science Act of 2022)は、研究助成金の担当者が関わる、性に基づくハラスメントやセクシュアルハラスメントを低減させるため、連邦政府機関の取り組みを調整するよう求めている。これを受けて、国家科学技術会議(NSTC)は以下のガイドラインを作成した。

  1. 研究助成金の受給者に適用されるセクシュアルハラスメント関連ポリシーの不備を特定し、改善する
  2. ハラスメントの報告手続きに一貫性を持たせる
  3. 連邦政府機関のハラスメント関連ポリシーと報告手続きについて意識を高め、遵守させる
  4. データの透明性と説明責任を向上させ、証拠に基づくポリシー改善を行う
  5. 連邦政府が資金を提供するオフサイト(フィールド研究や会議など)でのセクシュアルハラスメントを防止する
  6. STEM環境におけるハラスメント低減に資する革新的なアプローチを支援する
  7. 性に基づくハラスメントやセクシュアルハラスメントに係る研究、評価、訓練のための資金提供を実施する

[DW編集局]