（2024年12月20日付、欧州委員会（EC）の標記発表の概要は以下のとおり）

通信ネットワーク・コンテンツ・技術総局（DG CNECT）は、デジタル技術・機能に関する専門家の見解を公募する。

半導体やフォトニクスから人工知能、データ、ロボット工学、量子、高性能コンピューティングに至るまで、さらには高度な接続性、次世代インターネットと仮想世界、クラウド、エッジ、モノのインターネット、高度なデジタル通信とセキュリティ、ガバメントテックと相互運用性など、重要な新興デジタル技術とその現在または将来の活用に関して、専門家の意見が求められる。

この公募は、研究者、イノベータ、市場および産業界の専門家だけでなく、NGOやその他の技術ユーザを含む幅広い関係者を対象とする。

選抜された専門家は、DG CNECTが委託する（以下に示す）2件の関連調査研究の枠組みの中で、対象を絞った専門家協議を通じて貢献する機会が与えられる。これらの調査研究は、2028年から2040年の間に欧州における重要な新興デジタル技術・機能の研究、開発、展開を支援する必要性について、さらなる知識と証拠を得ることを目的としている。

▽デジタル技術・インフラの展開（統合、応用、展開）と関連するスキル開発に焦点を当てた「2027年以降のEUの重要デジタル機能の展開」に関する調査研究
▽戦略的デジタル技術の研究、開発、イノベーションに焦点を当てた「FP10に向けた戦略的デジタル技術の重要な考慮事項」に関する調査研究

[DW編集局]