[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
連邦経済・気候保護省(BMWK)
元記事公開日:
2024/12/01
抄訳記事公開日:
2025/01/23

ハーベックBMWK大臣がドイツ・アフリカ経済サミットに出席

Habeck reist zum Deutsch-Afrikanischen Wirtschaftsgipfel (GABS) nach Kenia

本文:

(2024年12月1日付、連邦経済・気候保護省(BMWK)の標記発表の概要は以下のとおり)

ハーベック副首相兼BMWK大臣は12月3日にナイロビで開催される第5回ドイツ・アフリカ経済サミット(GABS)に出席するためケニアを訪問する。ケニア首脳との会談では、地熱エネルギーを中心とする再生可能エネルギーの拡大、熟練労働者の養成、スタートアップの推進、デジタル経済等が話題となる。

同大臣は政府首脳との会談の他、市民との会合にも参加する。GABSでは再生可能エネルギーと地熱による発電、グリーン・バリューチェーンの開発、気候保護に関するドイツ・ケニア間の協力プロジェクトに焦点を当てる。また、ケニアとドイツの労働市場の双方に利益をもたらす熟練労働者の育成状況についても確認する。ケニアはアフリカにおけるスタートアップとデジタル企業の先駆者として知られている。

ケニアの経済発展の象徴ともいえるナイロビで開催されるGABSは、ドイツがアフリカで開催する最も重要な経済イベントであり、「ドイツ経済サブサハラ・アフリカ・イニシアチブ」により支援されており、2年ごとに開催されている。3日間のイベントでは、ドイツとアフリカの経済界と政界の代表、約500人の参加が見込まれており、アフリカにおける資金調達の機会と要件、水素に注目したエネルギーの将来展望、アフリカとドイツにとって必要な熟練労働者の育成、デジタル化とイノベーション、原材料分野におけるドイツとアフリカ間の協力が重要なテーマとなる。

ハーベック大臣は、「ケニアはドイツ企業にとって、デジタル経済や再生可能エネルギーの発電と変換技術などの、未来の重要分野において限りない機会を提供している。人材の面においても、ケニア市場向けにて熟練労働者を育成するとともに、ドイツのために熟練労働者の採用という2つのことを同時に達成することができる。ドイツとケニアの経済関係はすでに緊密で多様であるが、さらに発展する可能性を秘めている」と語っている。

[DW編集局]