[本文]

国・地域名:
韓国
元記事の言語:
韓国語
公開機関:
科学技術情報通信部(MSIT)
元記事公開日:
2024/12/10
抄訳記事公開日:
2025/01/28

2025年度の科学技術情報通信部予算が18.9兆ウォンに決定

2025년도 과기정통부 예산 18.9조원으로 확정

本文:

(2024年12月10日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)

科学技術情報通信部2025年度予算および基金運用計画が12月10日に国会本会議で議決された。予算総額は18兆8,967億ウォンで、重点投資分野と投資額は次のとおり。第1に、人工知能や半導体、先端生命科学、量子など先導型研究開発への支援(計4兆3,000億ウォン)。第2に、人工知能やデジタル技術のイノベーションとして、コンピューティング・インフラの拡充、人工知能の普及とその安全な活用などの推進(計8,700億ウォン)。第3に、研究者の安定的な研究環境の構築など、研究者の養成策や基礎研究の拡大(計3兆5,600億ウォン)。第4に、国際協力の強化に向けた主要先進国との国際共同研究の拡大、多角的研究プログラムへの参加、科学研究者の交流支援など(1兆2,500億ウォン)。

一方、政府全体の研究開発予算は、前年度比11.5%増の総額29兆6,000億ウォンとなった。重点投資分野は、第1に国レベルのイノベーションの促進を目指し、人工知能や半導体、先端生命科学、量子などのゲームチェンジャー技術に3兆5,000億ウォンが集中的に投資される。また、イノベーション型研究開発にも1兆ウォンが投資される。第2に先導型研究環境の構築のため、基礎研究に2兆9,000億ウォン、人材養成に1兆ウォン、国際研究開発に2兆2,000億ウォンが配分される。第3に、半導体やディスプレイ、2次電池、次世代通信などでの重要技術の先進性を確保するために2兆4,000億ウォンが配分される。また、企業の研究開発支援に1兆4,000億ウォンが支援される。第4に公共および国防分野に対し、炭素中立への対応に2兆2,000億ウォン、サイバー犯罪や重大災害への対応に向けた研究開発に2兆1,000億ウォン、防衛産業技術の競争力強化や、軍と民間との先端技術協力などに5兆ウォンが投入される。

[DW編集局]