[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 大統領府
- 元記事公開日:
- 2025/02/09
- 抄訳記事公開日:
- 2025/02/09
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「今後数年でAIに1,090億ユーロを投資」 大統領が表明
Les enjeux de l’IA : interview du Président de la République sur France 2 et Firstpost.
- 本文:
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フランスのマクロン大統領は9日、「今後数年間で1,090億ユーロをAIに投資する」と表明した。国営放送「France TV」が同日夜に生放送した単独インタビューのなかで答えた。投資の具体的な期間などには言及しなかったが、「国内外の民間投資」の呼び込みにも言及しており、民間企業からの大型投資などを見込んでいる可能性がある。
1,090億ユーロという額は、国全体のイノベーションを目指す政府の5か年(2022~26年)投資計画「フランス2030」での総投資額の2倍に匹敵する額である。マクロン氏はインタビューのなかで「これほどの大型投資をするのは初めてだ」としたうえで、自国のみならず、米国やカナダの企業が相次いで大型投資をしたり、アラブ首長国連邦が大型のデータセンターの構築を目指していることなどに言及し、大型投資の必要性を強調した。
欧州でのAIの研究開発投資をめぐっては、域外との競争に後れを取っていることがしばしば指摘されている。特に米国では1月下旬、発足直後のトランプ政権が官民合わせて5,000億ユーロ規模を投資する「スターゲート」構想を発表している。マクロン氏は、今回のインタビューのなかで「(今回の投資は)米国の『スターゲート』と同じことだ」とも発言しており、米国との競争を強く意識しているとみられる。
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<DW編集局からおことわり>
この記事の引用元である大統領府公式サイトでは、マクロン大統領の発言内容は文字起こしされていませんが、大統領府はこのインタビュー番組の動画(計36分46秒)を動画投稿サイト「Youtube」に投稿し、そのURLを大統領府公式サイトに貼り付けて公開しています。それを閲覧することにより発言を確認できます。マクロン氏はこの動画の20分00秒~40秒付近にて、該当の発言をしています。なお発言はすべてフランス語で、字幕などはありません。(フランス担当フェロー・内田遼)
[DW編集局]