[本文]
-
- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部、欧州委員会研究・イノベーション総局
- 元記事公開日:
- 2025/01/06
- 抄訳記事公開日:
- 2025/02/14
-
韓国、「ホライズン・ヨーロッパ」に準加盟国として参加
- 本文:
-
(2025年1月6日付、科学技術情報通信部と欧州委員会研究・イノベーション総局による標記発表の概要は以下のとおり)
科学技術情報通信部と欧州委員会研究・イノベーション総局(DG RTD, Directorate General For Research and Innovation)は、韓国が2025年1月1日からホライズン・ヨーロッパ(Horizon Europe)に準加盟国として参加すると発表した。ホライズン・ヨーロッパとは、EUが支援する世界最大の多国間研究・イノベーションプログラムである。韓国は、「グローバル問題解決」と「産業競争力強化」のための共同研究を行う「第2の柱」にのみ参加する。
これにともない、従来と異なる点は次のとおりである。第1に、韓国の研究者がEUの研究者と同等にホライズン・ヨーロッパの研究課題に参加することができる。第2に、別途韓国国内で選定評価を経なくても、ホライズン・ヨーロッパの課題選定評価のみで、ホライズン・ヨーロッパの研究費を受けることができる。第3に、ホライズン・ヨーロッパのプログラム委員会(Programme Committee)にオブザーバー資格で参加することができる。
科学技術情報通信部は、ホライズン・ヨーロッパの認知度を高め、韓国研究者の参加を活性化するために、2024年5月から説明会を開催し、参加のための事前企画を支援してきた。また、7月には韓国研究財団に担当組織を新設し、関連情報を提供してきた。2025年3月には韓国-EU研究イノベーションの日(R&I Day)を通じてさまざまな企画を実施する。また、韓国-EU協力振興課題を拡大するとともに、実務ガイドラインの配布など、韓国研究者のホライズン・ヨーロッパ参加を支援する活動を継続していく。
[DW編集局]