[本文]

国・地域名:
韓国
元記事の言語:
韓国語
公開機関:
科学技術情報通信部(MSIT)
元記事公開日:
2025/01/16
抄訳記事公開日:
2025/02/14

韓国-ASEANデジタルイノベーション・フラッグシッププロジェクトが本格稼働

한-아세안 디지털 혁신 대표사업(플래그십 프로젝트) 본격 가동

本文:

(2025年1月16日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)

1月16~17日にバンコクで第5回ASEANデジタル代表者会議が開催されるが、科学技術情報通信部はこれにともない開催される韓国-ASEANデジタル長官会議に出席する。今回の会議では、今後5年間で協力基金3,000万ドルを投じて推進される、韓国-ASEANデジタルイノベーション・フラッグシッププロジェクトが加速される。同プロジェクトの具体的な事業は、ASEANに不十分な基盤を拡充するための「データ共有環境」と「高性能コンピューティング・インフラ」、ASEANのデジタル研究者を育成するための「デジタル・アカデミー」、「人工知能コンテスト」、そしてASEAN内の人工知能イノベーションを支援する「AIソリューションの開発と適用」である。

長官会議期間中には、韓国首席代表のカン・ドヒョン第2次官と、ASEAN事務総長や米国、日本、インドネシア、マレーシアなどの国々の代表者との会議が予定されている。特に日米韓3か国会議では、ASEAN協力の強化に関する協議だけでなく、国際人工知能安全研究所ネットワーク会議(2024年11月)の成果に基づいた協議も行われる予定であり、デジタル・人工知能分野における3か国の協力基盤の確立が期待される。また、ASEAN加盟国との個別的な協力関係も強化される。インドネシア、マレーシアなどの代表者との会談を通じて、デジタルイノベーション・フラッグシッププロジェクトの実施に関する実務的な協議が行われる予定である。

[DW編集局]