[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2025/01/23
抄訳記事公開日:
2025/02/18

MSCAが、博士・ポスドク課程の支援を目的とする1億180万ユーロの公募を開始

MSCA opens €101.8m call to co-fund doctoral and postdoctoral programmes

本文:

(2025年1月23日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

マリー・スクウォドフスカ・キュリー・アクション(MSCA)の地域・国内・国際プログラムの共同ファンディング(COFUND)2025年度公募が開始された。公募提出期限は2025年6月24日である。この公募に基づき、欧州委員会は研究者向けの機関、地域、国内、国際レベルの研修およびキャリア開発プログラムの支援に1億180万ユーロを助成する。

COFUNDは、各機関が研究者の採用や国際的な人材の確保を目的として、博士課程およびポスドク課程の新規創設や、既存課程の強化を可能にする。

このようなファンディングを受ける機関は、独自の資金源で資金を補充する必要がある。結束政策基金や復興・強靭化ファシリティ(RRF)との相乗効果が強く奨励される。

◼️ COFUNDプロジェクトの形態

博士課程プログラム
▽博士課程の学生に、スキルと能力を育成・拡大するための研究・研修活動を提供する。
▽博士号の授与につなげる。

ポスドク・プログラム
▽ポスドク研究者のための個別の高度な研究トレーニングやキャリア開発フェローシップへのファンディング。

提案されるプログラムは、あらゆる研究分野(ボトムアップ)をカバーできるが、特に国家または地域のスマート・スペシャライゼーションのための研究・イノベーション戦略(RIS3戦略)に基づいている場合は、特定の分野に焦点を当てることもできる。

[DW編集局]