[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・通商省(DBT)およびJustin Madders議員
元記事公開日:
2025/01/15
抄訳記事公開日:
2025/02/28

中小企業向けのスマートデータ・チャレンジ賞公募がスタート

Smart Data Challenge Prize launches to reward SMEs

本文:

(2025年1月15日付、ビジネス・通商省(Department for Business & Trade:DBT)およびJustin Madders議員による標記発表の概要は以下のとおり)

DBT、Challenge Works[社会問題解決を目的としたコンテストの設計・推進を行う非営利団体]、Open Data Institute[オープンデータの普及とビジネス育成を支援する非営利組織]、Smart Data Foundry[エディンバラ大学の100%所有子会社]は、イノベーターに対し、新たなスマートデータ・チャレンジ賞(Smart Data Challenge Prize)への応募を呼びかけている。

この賞は、競争を促進し経済を成長させる新しいスマートデータ対応サービスを通じて、消費者と中小企業を支援する最も革新的なアプリや技術を推進するために、最大60万ポンドの助成を行う。

受賞チームは、この賞のために特別に構築された新しいスマートデータ・サンドボックスへの独占的なアクセス権を取得し、技術の試験および開発が可能になる。スマートデータ・サンドボックスは、銀行、保険、投資、不動産、エネルギー、小売など、(それぞれ複数のデータセットを含む)11の広範なデータ領域にわたる人と企業に関する合成データを取り込んでいる。

このチャレンジ賞は、経済全体のさまざまなセクター由来の複数のデータセットを活用し、人と企業に持続的な利益をもたらすスマートデータの使用事例の特定を目指している。

この賞は、個人、イノベーター、起業家、学界、市民社会に対し、経済のさまざまな分野でスマートデータを活用する野心的なソリューションのプロトタイプ作成の機会に参加するよう、応募を呼びかけている。

[DW編集局]