[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2025/02/06
抄訳記事公開日:
2025/03/05

道路、海上、航空輸送における代替燃料インフラの導入支援に4億2,200万ユーロを投入

EU mobilises €422 million to support the deployment of alternative fuels infrastructure in road, maritime and air transport

本文:

(2025年2月6日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

欧州委員会は2月6日、代替燃料インフラの導入に特化した、EU全域での革新的なプロジェクト39件を選定した。「代替燃料インフラ・ファシリティ(AFIF)」を通じて提供される総額4億2,200万ユーロの投資は、よりクリーンな輸送手段への移行を推進するこれらの取り組みを支援する。

選定されたプロジェクトは、大型車両と小型車両の両方に対応する高出力メガワット充電器を含む公共電気充電ステーションの設置、港湾における陸上電気設備の設置と水素燃料補給ステーションの開発、空港の電化、船舶用のアンモニアやメタノールなどの代替燃料のインフラ整備に重点的に取り組む。

この重要な投資は、温室効果ガスの排出を削減し、大気の質を改善し、欧州産業の競争力を強化するというEUの取り組みに沿ったものである。

AFIF は継続的に提案公募を行っており、年間を通じて新しい革新的なプロジェクトに定期的に資金を提供している。

2024年2月29日に開始された今回の公募は現在、第1回目の評価ラウンドを終えた段階である。次回の締め切りは2025年6月11日で、これに採択されると、残りの予算である約5億7,800万ユーロが提供される。

[DW編集局]