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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 環境保護庁(EPA)
- 元記事公開日:
- 2025/02/04
- 抄訳記事公開日:
- 2025/03/12
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EPA、優先課題に関するイニシアチブを発表
EPA Administrator Lee Zeldin Announces EPA’s “Powering the Great American Comeback” Initiative
- 本文:
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(2025年2月4日付、環境保護庁(Environmental Protection Agency:EPA)の標記発表の概要は以下のとおり)
2025年2月4日、EPAのリー・ゼルディン(Lee Zeldin)長官は「偉大な米国の復活を推進するイニシアチブ(Powering the Great American Comeback Initiative)」を発表した。トランプ大統領と同長官のリーダーシップの下でのEPAの優先課題の概要を示すもので、以下の五つの柱からなる。
1. すべての米国民のためのクリーンな空気、土地、水
第1期トランプ政権と同様、環境保護を推進し、大気中への有毒物質の排出を減らし、危険な場所を浄化すると同時に、経済成長を推進する。また、非常事態において米国民がいち早く安全な方法で立ち直れるよう支援する。このミッション遂行のため、1ペニーたりとも無駄にしないよう税の番人であり続ける。2. 米国のエネルギー支配力の回復
エネルギーの自立、エネルギー優位性を推進し、敵対国へのエネルギー依存を終息させ、勤勉な中間所得層、農家、小規模企業家のエネルギーコストを下げる。3. 許可制度の改革、協調的な連邦主義、省庁間のパートナーシップ
米国に投資するビジネスが、何年もかかる不確かでコストのかかるプロセスを経ずに投資できるように、企業と連携して環境保護に必要なステップを踏みつつ、このプロセスを簡素化し、米国経済への投資を奨励し、米国の雇用を創出する。4. 米国を世界の人工知能(AI)の首都に
AIの新しい時代に急速に向かうにつれ、米国がこの分野を主導することが重要である。データセンターや関連施設が米国産のエネルギーでクリーンに稼働することに尽力する。5. 米国の自動車関連雇用の保護と呼び戻し
米国の自動車関連の雇用を取り返し、米国を代表する産業を活性化させるため国内製造業に投資する。 [DW編集局]