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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)
- 元記事公開日:
- 2025/02/05
- 抄訳記事公開日:
- 2025/03/19
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BMWK:気候政策に関する科学的評価を発表
- 本文:
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(2025年2月5日付、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)の標記発表の概要は以下のとおり)
気候問題専門家会議は、本日、温室効果ガス排出抑制と気候保護措置の評価に関する最近の2年間にわたる報告書を発表した。
ハーベック(Habeck)BMWK大臣は、報告書について次のように述べた。「近年、連邦政府は、すべてのセクターで一連の追加の気候保護措置を開始し、気候中立への道筋を設定した。2030年の目標が初めて手の届くところとなった。専門家会議は我々が正しい方向へ歩んでいることを確認しているが、その道筋を一貫して続けるべきで、それこそが重要である。私は、投資活動の拡大が今後数年間の気候政策の成功に不可欠な前提条件であるという専門家会議の意見に賛同する。同時にこれらの投資は、経済に重要な近代化の推進力を提供することができる」
専門家会議はカーボンプライシングの拡大に加えて、効率的な建物に対する連邦政府の資金提供、産業セクター向けのエネルギーおよび資源効率に対する連邦政府の資金提供などの措置が、温室効果ガスの削減に大きく貢献したと指摘している。2030年の気候目標を達成するためには、2014年から2023年までの10年間の温室効果ガスの排出量の年平均削減率を継続して大幅に上昇させる必要がある。すべてのセクターで変革が同じように進んでいるわけではなく、輸送部門と建築部門でより大きな取り組みを専門家会議は求めている。
[DW編集局]