[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
科学・イノベーション・技術省(DSIT)、AI セキュリティ研究所、Peter Kyle大臣
元記事公開日:
2025/02/25
抄訳記事公開日:
2025/04/02

イアン・チャップマン教授がUKRIの次期CEOに任命される

Professor Sir Ian Chapman appointed next CEO of UK Research and Innovation with renewed focus on economic growth

本文:

(2025年2月25日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)、英国研究・イノベーション機構(UKRI)、英国原子力公社(UKAEA)、Vallance科学担当大臣による標記発表の概要は以下のとおり)

イアン・チャップマン(Ian Chapman)教授が英国研究・イノベーション機構(UKRI)の次期CEOに就任し、経済成長を研究開発への公的投資の中心に据え、生活向上における科学技術の可能性を実現するという新たな任務を率いることになる旨、Vallance科学担当大臣がこのほど発表した。

UKRIは年間90億ポンドの予算を持つ英国最大の公的研究ファンディング機関であり、英国全体に利益をもたらし、勤勉な納税者に明確な投資収益をもたらす、野心的で先駆的な研究に公的資金が投資されるようにする上で、中心的な役割を担っている。

イアン・チャップマン教授はチームを率いて、命を救う医薬品から環境保護に至るまでのソリューション開発に取り組む何千人もの優秀な研究者やイノベータたちを支援し、最終的には人々の生活に目に見える前向きな変化をもたらし、政府の「変革計画」の中核にある任務を支援する。

同教授の経歴は、経済成長を促し、英国をクリーンエネルギー大国にし、将来にふさわしい国民保健サービス(NHS)を構築する研究開発を推進するにあたって、英国の世界をリードする研究人材、施設、大学、企業を活用する上での大きな強みとなる。同教授は、英国原子力公社のCEOとして在任中、深い研究開発の卓越性に根ざした組織を主導し、英国原子力公社は、プロトタイプの発電所の設計と建設という大規模なインフラ・プロジェクトも実行し、国内投資と経済成長を促進し、熟練した労働力とサプライチェーンの開発を可能とする組織に変貌を遂げた。

[DW編集局]