[本文]
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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2025/03/04
- 抄訳記事公開日:
- 2025/04/03
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BMBF:医薬品研究におけるAIの応用に関する新たな助成ガイドライン
- 本文:
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(2025年3月4日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)
BMBFは、創薬(有効成分)研究における人工知能(AI)の応用に関する新たな助成ガイドラインを発表した。AIは我々の生活のほぼ全分野に浸透している重要技術であり、新しい有効成分の研究開発において、これまでにない可能性をもたらす。
オズデミル(Cem Özdemir)BMBF大臣は次のように述べた。「AIの力を活用して、将来的には医薬品研究プロセスを大幅に効率化し、革新的な新薬をより早く提供したいと考えている。目標は、将来的にはAIを使用して、バリューチェーン全体にわたって創薬プロセスをはるかに速く、より高い成功率で実現することである。これにより、新しい革新的な医薬品がより安価になり、より迅速に患者に届くようになる。このようにして、ケアを二重に改善すると同時に、国際的に高く評価された研究拠点としての主導的地位を強化していきたい」
2025年3月3日にBMBFが発表した助成ガイドライン「医薬品研究におけるAIの応用」は、ヒト医薬品の新薬開発のバリューチェーンにおけるAI手法の具体的な応用を目指す、学際的な研究開発プロジェクトを推進し、この分野におけるドイツの研究環境を長期的に強化することを目的としている。BMBFはアプリケーション志向で高い医療ニーズに対応し、科学技術的リスクの高い学際的な研究プロジェクトを助成する。
[DW編集局]