[本文]
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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国中央人民政府
- 元記事公開日:
- 2025/02/24
- 抄訳記事公開日:
- 2025/04/04
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2025年の「中央1号文書」、農業における「新質生産力」の発展を提案
- 本文:
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2025年の中央1号文書(中国中央政府がその年に発行する最初の文書)が2月23日に発表され、科学技術が主導する農業の「新質生産力」発展の必要性を指摘した。
昨年、中国の穀物生産量は初めて7億トンを超え、農業の総合生産能力は高まった。この増産の8割を単位面積当たり生産量の向上が占め、科学技術によるところが大きいが、さらなる増産のためには、主要コア技術のブレークスルーの加速、種苗産業の活性化、画期的品種の開発加速、先進的かつ実用的農機の研究開発、スマート農業の発展支援、AI・データ・ドローン等技術の応用拡大を提案している。
また、節水や干ばつへの対応、穀物収穫時のロス低減、加工・貯蔵技術の開発は、農業が新たな段階に進むことを支援するほか、農地重金属汚染対策や食品・農産物の安全品質の向上は、環境にやさしくかつ健康的な食品を社会にもたらすことになる。
[DW編集局]