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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国原子力公社(UK Atomic Energy Authority:UKAEA)
- 元記事公開日:
- 2025/03/06
- 抄訳記事公開日:
- 2025/04/09
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UKAEAと福島国際研究教育機構、ロボット技術研究で協力協定を締結
- 本文:
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(2025年3月6日付、英国原子力公社(UK Atomic Energy Authority:UKAEA)の標記発表の概要は以下のとおり)
英国原子力公社(UKAEA)と福島国際研究教育機構(F-REI)は、2025年3月4日に、UKAEAのカルハム・キャンパスにて、ロボット技術・自律システムの共同研究に関する協力覚書(MOC)を締結した。
このMOCは、日英の政府から資金提供を受けた組織間の協力を促進し、共同研究の機会を強化し、次のような主要な技術領域における科学とイノベーションを推進する。
・ロボット技術と自律システム:原子力発電所の廃炉、厳しい環境での運用、高度製造技術に対する支援
・施設管理と連携:イノベーションと商業化の文化を活用した、研究施設におけるベストプラクティスの共有
・人材とスキル:パートナーシップを推進し、人材とスキルの開発を支援する取り組みUKAEAのミッションは、持続可能な核融合エネルギーの実現を主導し、科学的・経済的利益を最大化することである。2014年に設立されたUKAEAの世界トップクラスのロボット技術センターであるRACE(困難な環境における遠隔適用業務センター: Remote Applications in Challenging Environments)は、人間の介入が困難な過酷な産業環境内でのロボット技術の導入に関する研究開発の最前線に立つ。最近の成果としては、英国原子力廃止措置機関(NDA)、英国研究・イノベーション機構(UKRI)、日本の東京電力(TEPCO)の資金支援を受けたLongOpsプロジェクトを通じた、廃炉のための次世代ロボット技術の開発が挙げられる。
[DW編集局]