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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国研究・イノベーション機構(UKRI)
- 元記事公開日:
- 2025/03/10
- 抄訳記事公開日:
- 2025/04/14
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ネット接続型英国社会に向けた将来の通信研究拠点
- 本文:
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(2025年3月10日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)
Peter Kyle大臣は、3つの研究拠点の最先端の研究開発と、将来の電気通信研究のための英国全土にわたる英国独自の実験プラットフォームへの支援を発表した。
人工知能(AI)などの新技術を最大限に活用するために必要な、超高速、大容量、セキュリティを備えた接続技術を開発している研究者に、総額で少なくとも1,500万ポンドの資金支援が行われる。例えば、新タイプの光ファイバーが、現在の技術で可能な範囲をはるかに超える大量のデータを伝送できるようにする方法についての取り組みが支援される。
このファンディングは、将来の通信研究拠点3拠点の最先端研究開発の継続と併せ、将来の通信研究のための英国全土における独自の実験プラットフォームを支援するもので、以下を含む。▽次世代通信技術によってAIやデータセンターなどの成長産業に必要なインフラを提供する方法の解明
▽量子ネットワーク、ライファイ(Li-Fi)[光を使用する無線通信技術]、新タイプの光ファイバーなどの画期的な技術を試験するプロジェクト■ UKRI技術ミッション・ファンド(UKRI Technology Mission Fund)による支援対象
・分散クラウド・コンピューティングの応用・研究強化のための通信拠点 (CHEDDAR)(350万£、インペリアル・カレッジ・ロンドン主導)
・全波長接続(all-spectrum connectivity)における将来の通信拠点(HASC)(320万£、オックスフォード大学主導)
・究極の接続性(ultimate connectivity)を推進するプラットフォーム(TITAN)(430万£、ケンブリッジ大学主導)
・ネットワーク研究のための共同オープン・インフラ(JOINER)(360万£、ブリストル大学主導) [DW編集局]