[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦研究技術宇宙省(BMFTR)
元記事公開日:
2025/05/07
抄訳記事公開日:
2025/06/04

BMFTR新大臣にベア氏が任命される

Amtsübergabe im Bundesforschungsministerium

本文:

(2024年5月7日付、ドイツ連邦研究技術宇宙省(BMFTR)の標記発表の概要は以下のとおり)

ベア(Dorothee Bär)氏は、5月6日付でBMBFの大臣に任命され、同日に宣誓を行った。翌5月7日、BMBFのオズデミル(Cem Özdemir)前大臣より、ベルリン本省にて正式に業務の引き継ぎが行われた。

オズデミル前大臣は、次のように述べた。
「BMBFの大臣に就任した際、新連邦政府の発足時にBMBFが良好な体制で臨めるようにするという目標を掲げた。短期間であったが、BMBFは一丸となって多くの成果を挙げることが出来た。例えば、デジタル協定2.0の基盤を連邦各州で合意し、極地調査船「ポーラーシュテルンⅡ号」の建造も可能となった。また、学問の自由をめぐる課題については、科学団体連合との協働のもと、極めて明確な立場を表明した。ここ数か月間、非常に意欲的な職員たちとともに本省を率い、共に前進できたことは、私にとって大きな喜びであり誇りでもある。ベア新大臣のご成功を心よりお祈り申し上げる」

ベア新大臣は次のように抱負を述べた。
「我が国の持続的な未来と繁栄のためには、研究と技術に一層の重きを置くことが不可欠である。航空宇宙分野の所管が研究省に戻ることは、極めて重要であり、正しい判断である。連立協定にも明記されている通り、航空宇宙産業は、ドイツの産業競争力にとって戦略的な役割を果たしている。そのため、当省としては研究開発への大胆な投資を進めていく」

ベルリン本省に勤務する職員は、引き継ぎ式の様子を現地で直接見守り、ボン勤務の職員には、省内専用のライブ配信を通じてその様子が共有された。

なお、連邦省庁の管掌の変更および省名の改称は、連邦首相による組織命令に基づき、連邦政府の業務運営規則(§9)に従って実施されたものである。移行に係る詳細は、関係各省間で調整される。
ベア大臣の略歴については、以下の公式ウエブサイトで閲覧可能である:www.bmbf.de/hausleitung

[DW編集局]