中国教育部は5月16日、2025年世界デジタル教育会議において「中国スマート教育白書」を発行した。白書では、中国のデジタル教育の発展の歴史、戦略、実践、将来の展望の4つの章で構成されている。

白書では、教育部が3C（連携Connection、内容Content、協力Cooperation）を重視した理念のもと、3I（統合化Integrated、知能化Intelligent、国際化International）という戦略に向かって、国家スマート教育公共サービスプラットフォームの活用、AIを実装した教育の強化、デジタル教育における国際協力で、中国の特色ある教育のデジタル化を進めるとしている。　特に、AIが教育に及ぼす影響を重視し、AIと教育の融合により教育改革とイノベーションを推進するとしている。

また、2025年をスマート教育元年として、3N（新段階New stage、新基準New standard、新たな道New ways）で質の高い教育の発展に向かうとしている。

[DW編集局]