[本文]
-
- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州委員会(EC)
- 元記事公開日:
- 2025/05/21
- 抄訳記事公開日:
- 2025/06/19
-
JRC、核技術の開発と導入を支援するモデリング・ハブを設立
- 本文:
-
(2025年5月21日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)
共同研究センター(JRC)は2025年5月21日、欧州の利害関係者に対し信頼性の高い核のモデリングとデータを提供する「モデリング・ハブ(modelling hub)」を立ち上げた。JRC独自の強みを活かし、高度な計算ツールと数十年にわたる原子力研究の専門知識を組み合わせたものである。異なる種類のデータを組み合わせることで、核セキュリティとエネルギー政策の両面における堅固な評価(evaluation)を可能にする。
このモデリングハブは、欧州の原子力産業が小型モジュール炉(SMR)などの応用技術の開発と導入を支援し、EU経済の脱炭素化、特に重工業分野への貢献が期待されている。また、政策立案にも有用なツールとして機能し、エネルギー、環境、経済の交差点における欧州政策のデザインとアセスメントを支援する中央プラットフォームとしての役割を果たす。 [DW編集局]