6月26日、山東省煙台市で日中韓イノベーション協力会議及び日中韓イノベーション協力センターの発足式が開催された。
日中韓イノベーション協力センターの設立は三カ国の首脳会談（個別）で合意されたもので、センターの建設を通して、三カ国の研究機関、大学、企業間の共同研究、文化交流などの協力がさらに強化され、科学技術成果の社会実装が進むことが期待されている。中国科学技術部は、常に開放的、公平、公正、差別のない国際科学技術協力の理念を堅持しており、日韓各界と共に日中韓イノベーション協力センターの建設を共同で支援し、日中韓の科学技術協力に新たな原動力としたいと考えている。日中韓イノベーション協力センターは山東省煙台市に建設されることに加え、同じく山東省青島市、威海市に拠点を設けるほか、いくつかのネットワーク拠点を設ける計画になっている。
なお、日中韓イノベーション協力会議には三カ国の研究機関や協会の代表者など270名以上が出席し、学者交流討論イベント、生命と健康特別セッション、外国人ハイレベル専門家の山東視察、日中韓科学技術イノベーション・標準化発展セミナーなども開催された。

[DW編集局]